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動かない車・不動車を処分する前に(水没・レッカー・バッテリー上がり)

この記事の結論

動かない車は、まず「なぜ動かないか」を分けてください。バッテリー上がりのように直せば動くものか、エンジンや変速機の故障か、事故や水没か。理由によって、向く出口が変わります。

水につかった車は、自分でエンジンをかけないでください。ハイブリッド車や電気自動車の高電圧のバッテリーにも、むやみに触らないでください。バッテリーのマイナス側の端子は外しておきます(国土交通省)。

動かない車は、自分で店に持ち込めません。引き取りに来てくれる業者に頼みます。廃車にするなら、自治体に登録のある引取業者に渡し、引取証明書を受け取ってください。

処分の費用を払う前に、廃車買取で査定を受けて比べましょう。

動かない理由を分ける

バッテリー上がり・鍵など

バッテリー上がりや鍵の不具合のように、直せば動く可能性があるものもあります。直して動くようになれば、一般の買取店とも比べられます。直すかどうかは、販売店や整備工場に相談してから決めてください。

エンジン・変速機の故障

エンジンや変速機(CVT・AT)が壊れた車は、直すか手放すかを先に決めます。リコールや保証の確かめ方と、見積もりと査定の比べ方は、故障した車は修理か売却かにまとめました。

事故で壊れた

事故で動かなくなった車は、壊れ方の大きさで向く出口が変わります。境目の考え方は、売るか廃車かの判断の「事故の程度の境目」を見てください。

長く動かしていない

長く乗っていない車は、車検が切れていることもあります。車検が切れた車は、そのまま公道を走れません。くわしくは車検切れの車を売る・廃車にする前にを見てください。

水につかった車

国土交通省は、水につかった車は、見た目に問題がなさそうでも、感電や、電気の配線のショートによる火災が起きるおそれがある、と注意をうながしています。

してはいけないこと

  • 自分でエンジンをかけない
  • ハイブリッド車・電気自動車の高電圧のバッテリーに、むやみに触らない

しておくこと

  • 使うまでの間は、発火のおそれがあるため、バッテリーのマイナス側の端子(ターミナル)を外す
  • 外した端子がバッテリーに触れないよう、テープなどで覆う

相談先

使いたいときは、車を買った販売店か、近くの整備工場に相談してください(国土交通省の案内)。

このサイトの30秒診断では、水につかった車は、動くかどうかにかかわらず「事故車も扱う業者を優先」(C)と判定します。水没は、壊れた部位ごとの修理費では比べられないためです。事故の程度の境目は、売るか廃車かの判断の「水没・エアバッグ・自走できない」で説明しています。

引き取りの頼み方

動かない車は、自分で走らせないでください。引き取りまで頼める業者に、次のことを伝えてください。

  • 動かない理由(バッテリー上がり、故障、事故、水没、長く動かしていない、など)
  • 車を置いてある場所
  • 鍵と車検証があるか

レッカーなどの引き取りに費用がかかるか、いくらかかるかは、業者・場所・車の状態で変わります。頼む前に、見積もりで確かめてください。

車検証の備考欄に所有者の情報がある「Bタイプ」の車検証(リース会社などが所有者の車)は、所有者の情報が変わっていることがあります。手続きの前に、その会社に確かめてください(国土交通省)。

廃車にする流れ

  1. 自治体に登録のある引取業者に車を渡します。リサイクル券も一緒に渡します。
  2. 「使用済自動車引取証明書」を必ず受け取ります。永久抹消登録の手続きに使います。
  3. 解体が終わると、引取業者から連絡があります。そのあと、運輸支局など(軽自動車は軽自動車検査協会)で抹消の手続きをします(自動車リサイクルシステムの案内)。

書類やナンバーが見当たらないとき

長く置いてあった車は、書類が見つからないこともあります。

  • リサイクル券: 自動車リサイクルシステムの「リサイクル料金検索」で預託の状況を印刷すると、代わりに使えます。なくしたことを引取業者に伝える方法もあります。
  • 車検証・ナンバープレート: 普通車は、盗難やなくしたことで返せないとき、その理由を書いた理由書を出します。ナンバープレートは、警察に届けた日や受理番号も書きます(国土交通省)。軽自動車でナンバープレートがないときは、「車両番号標未処分理由書」を出します(軽自動車検査協会)。

2016年4月1日以後の自然災害で被害を受けて廃車にした車は、重量税の還付に別の扱いがあります(国税庁 No.7193 の注記)。

必要な書類と、戻るお金・戻らないお金は、廃車の費用・戻るお金・必要書類にまとめています。売るか廃車かで迷うときは、売るか廃車かの判断の「動かない」の節も見てください。

車種ごとの確認点

30秒診断

30秒診断には「車は動くか」の質問があります。動かない理由や、年式・距離と合わせて答えると、向いている出口の目安がわかります。ほかの記事は売却・廃車ガイドにまとめています。

出典

出典の確認日: 2026-10-06