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10年・15年・20年落ちの車が売れるケース(13年・18年で変わる税)

この記事の結論

古い車は、一般買取と廃車買取の両方で査定を見る意味があります。値段は、年式だけでは決まりません。

13年を超えると、税が重くなる車があります。自動車税は、ガソリン車で13年、ディーゼル車で11年を超えると、おおむね15%重くなります(東京都の例。ガソリンで走るハイブリッド車や電気自動車などは対象外)。軽自動車税は、最初の新規検査から13年を過ぎると、標準の税率のおおむね20%増しの重い税率になります(ハイブリッド車や電気自動車などは対象外)。いま納めている額からの上がり方は、20%より大きくなる車もあります。車検のときの重量税は、燃費などの基準を満たしていない車で、13年と18年で区分が変わります。

自動車税と軽自動車税は、4月1日の持ち主に1年分かかります(重量税は、車検のときに払う税です)。手放す時期を決める材料になります。

20年以上前の車は、処分の費用を払う前に、廃車買取でも査定を受けてください。

年数で変わる税

年数は、車検証の「初度登録年月」(軽自動車は「初度検査年月」)から数えます。中古で買った年ではありません。税の額はこの記事では書きません。お住まいの都道府県・市区町村や、国土交通省の案内で確かめてください。

自動車税(普通車)

東京都の案内では、4月1日の時点で、初めて登録してから次の年数を超えた車は、税がおおむね15%重くなります(バス・トラックはおおむね10%)。

  • ガソリン車・LPG車: 13年を超えたもの
  • ディーゼル車: 11年を超えたもの

電気自動車、天然ガス自動車、ガソリンで走るハイブリッド車などは、この重課の対象外です。

なお、2026年4月1日から、普通車の「自動車税種別割」は「自動車税」に、軽自動車の「軽自動車税種別割」は「軽自動車税」に、名前が変わりました。国の税制改正(地方税法の改正)によるもので、東京都だけの変更ではありません。車を買うときにかかっていた「環境性能割」も、2026年3月31日で廃止されました(東京都主税局・兵庫県の案内)。

軽自動車税

総務省の案内では、最初の新規検査から13年を過ぎた軽四輪などは、平成28年度(2016年度)分から、重い税率(経年車重課)になっています。重い税率は、標準の税率のおおむね20%増しです。電気自動車やハイブリッド車などは対象外です。

ただし、2015年3月31日までに最初の新規検査を受けた軽自動車は、それまで標準の税率より低い税率(旧税率)で納めています。そのため、13年を過ぎたときの上がり方は、いま納めている額の20%より大きくなります(総務省の税率の表から)。税の額はお住まいの市区町村で確かめてください。

軽自動車税は市区町村の税で、毎年4月1日に持っている人にかかります。

自動車重量税(車検のときに払う税)

国土交通省の資料では、燃費などの基準(令和2年度燃費基準など)を満たしていない乗用車は、新車の登録から13年を過ぎると「13年経過」、18年を過ぎると「18年経過」の区分になり、税が重くなります。この資料は、2026年5月1日から2028年4月30日までに車検などを受ける場合のもので、ハイブリッド車を含む乗用車が対象です。

数え方は、次のとおりです。

  • 普通車など: 初度登録年月から12年10か月たったあとに車検証の交付などを受けると、「13年経過」になります。たとえば2012年6月に初めて登録した車は、2025年4月1日からです。
  • 軽自動車: 初度検査を受けた年から13年たった年の11月以後に車検証の交付などを受けると、「13年経過」になります。たとえば2012年に初度検査を受けた車は、2025年11月1日からです。

「18年経過」も同じ考え方です。次の車検で区分が変わるかは、車検証の年月で確かめてください。

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手放す時期と4月1日

普通車

自動車税は、4月1日に車検証に載っている持ち主に、1年分かかります。年度の途中で売って名義が変わっても、その年度の分は前の持ち主にかかります(東京都の案内)。

廃車にして抹消登録(登録を消す手続き)をすると、抹消登録した月の翌月から月割で減ります。抹消登録の日は、業者に車を渡した日ではなく、運輸支局などで実際に登録を消した日です。車を渡しても、すぐに消されるとは限りません。抹消登録の日は、頼んだ業者に確かめてください(千葉県の案内も同じ考え方です)。

3月に手放すときは、3月31日までに名義の変更か抹消登録が終わったかを、業者に確かめましょう。終わっていないと、次の年度の分も自分にかかります。

軽自動車

軽自動車税も、4月1日の持ち主に1年分かかります。年度の途中で廃車にしても、月割で戻るしくみはありません(松山市の案内の例)。お住まいの市区町村で確かめてください。

廃車の手続きと、戻るお金・戻らないお金は、廃車の費用・戻るお金・必要書類にまとめています。

10年落ちの車

30秒診断の「10〜14年前」に当たります。診断では、年式だけで「一般買取向き(A)」にはしません。ほかの条件がなければ、「両方を比べる(B)」です。まず一般買取の査定と下取りを比べ、廃車買取も並べて見てください。

動かない車で、15万km以上走っている場合は、「廃車買取向き(D)」になります。20万km以上で、エンジンの故障や車検切れ1年以上などが重なったときも、Dになります。

15年落ちの車

30秒診断の「15〜19年前」に当たります。基本は「両方を比べる(B)」で、一般買取と廃車買取の両方で査定を見ます。

動かない車は「廃車買取向き(D)」です。20万km以上走っている、または15万km以上で車検が切れて1年以上、といった条件が重なったときも、Dになります。

20年落ちの車

30秒診断の「20年以上前」に当たります。年式だけではDにしませんが、ほかに1つ重なるとDになります。15万km以上、車検が切れて1年以上、エンジン・変速機・駆動用バッテリーの故障、動かない、0円と言われた、のどれかです。

処分の費用を払う前に、廃車買取でも査定を受けてください。走れる車がDになったときも、2番目に一般買取を並べます。廃車にする車の部品や金属がどう使われるかは、走行30万kmの車が売れるケースで説明しています。

判定の決まりは診断のしくみで公開しています。距離の考え方は20万kmを超えた車が売れるケースにまとめています。

車種ごとの確認点

ほかの車種は車種から探すから選べます。

申告と契約の注意

  • 修復歴は、査定のときに伝える。 国民生活センターは、修復歴や事故歴を知っている場合は、査定のときに申告するよう呼びかけています。
  • キャンセルの条件を、契約の前に確かめる。 車の売却は、クーリング・オフ(契約後に無条件で取り消せるしくみ)の対象外です。キャンセル料がいくらか、いつから発生するかを読んでから契約しましょう。
  • 査定の場で契約しない。 一度持ち帰って、落ち着いて考えてください。

売るか廃車かの考え方は売るか廃車かの判断の目安にまとめています。

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出典

出典の確認日: 2026-10-06